マーケティングにおける価値共創

 Co-Creationとは価値共創や共同創造という意味で、近年マーケティングでも注目されています。

そもそも、価値共創とは

自社だけでなく、顧客やサプライヤ、パートナーといった企業ネットワークの協力を得て、新たな商品価値を作り出したり、顧客の体験価値を高めるたりする手法

です。お客さんの声を聞いて、お客さんとの関係性を構築する「場」づくりをどう進めるのか。そのヒントになるのか、価値共創マーケティングだ。 

ノースウエスタン大学のコトラー教授は「マーケティング3.0」の中で、新たなマーケティング活動の基盤として、共創、コミュニティ化、キャラクター化の3つをあげている。

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 従来のマーケティングでは、企業側から働きかけて消費者にアクションを起こしてもらうように試行錯誤を重ねていたのだけど、新しいマーケティング

ユーザーが消費する際の「経験」によって価値の最大化が実現することとなります。つまりこれからの企業活動は、優れた製品やサービスを創り、販売するという交換価値(value in exchange)ではなく、製品やサービスを顧客が使用する段階における使用価値(value in use)に注目する必要がある

価値共創(コ・クリエーション)とは?~今知っておきたい!要注目のマーケティング・キーワード~- SMMLab(ソーシャルメディアマーケティングラボ)

と言われている。

 

ネスレの事例

 ネスカフェキットカットををはじめ誰もが知っているプロダクトを持っているネスレだが、その顧客との価値共創はうまいと感じる。

その一つが、2010年に立ち上げたネスレアミューズだ。

nestle.jp

 ネスレのECとしての役割だけではなく、キャンペーンなどのコンテンツを充実させ、消費者を飽きさせない仕組みづくりを意識している。継続的に顧客接点をとる仕組みを作れているように感じる。

 そして、スマホを意識したコンテンツも面白い。それが、ネスレシアターだ。これはショートフィルムを集めたもので、累計視聴数が3,300万回にも及ぶという。

こういった動画ツールは、ブランドの世界観やプロダクトの特性を伝えるには効果的で、見ているうちにいつのまにかファンになっているかもしれない。

動画のクオリティも本格的で、潤沢な資金があるからこそできるネスレならではだと思う。

 もう一つがネスレアミューズに中にある、ネスカフェアンバサダーだ。BtoBが弱かったネスレが一気に巻き返したのがこのネスカフェアンバサダーだ。

nestle.jp

 ネスレのマシンを無料で提供する代わりに、ポーションで儲けるジレットモデルなんだけど、職場の従業員にメンテや集金をさせる仕組みがうまい。

こういったのを見ると、ネスレって偉大だとも感じてしまう。顧客の維持って簡単なようで難しい。この分野はまだまだ色々考える余地が大きいね。