グロービス学び放題を活用してMBA受験対策
なぜグロービス学び放題がMBA受験対策に役立つのか?
以前、グロービスの学び放題について紹介しました。今回は、このグロービス学び放題を活用して、MBAの受験対策ができることをご紹介します。
以前の記事は、こちら。
効率的な知識の習得
MBAの筆記試験は、足切りで使われますが手を抜くわけにはいきません。小論文で扱われるトピックは幅広く、経営に関わる知識を前提にしているものもあります。
書籍では、理解できているかどうかを確かめるのはできないのですが、グロービス学び放題であれば、単元ごとに小テストがあるので、知識の定着を助けてくれます。
MBAの筆記試験については、こちら。
グロービス本の補完として使える
グロービスが出している経営の本は、多くの事例を扱っているため分かりやすいと思います。学び放題のコンテンツは短くまとまっているものがほとんど。なので、本を読んで動画で復習したり、知識を補うことができます。
動画ならではの、図解や速度を早めての聞き流しなど、通勤時間でも工夫して勉強することができるようになります。
受験対策におすすめの3カテゴリー
思考
まずはサラッと思考編の講座から受講していきましょう。とは言っても、39コースで受講の目安も17時間とボリュームもたっぷりあります。効率的に知識の習得を行いたいのであれば、思考のパートは流してもらっても構いませんが、初級編だけでも確認しておきましょう。
戦略・マーケティング
筆記試験でも応用の効くのが、戦略・マーケティングカテゴリー。初級編と中級編は特に前提知識として知っておくべき内容になるので、是非押さえておいてください。
個人的な意見ですが、なぜアドバンテージ・マトリクスから始めるのかがよく分からない。何か意図はあると思うのですが、初級編というのであれば、外部環境分析、市場環境分析などもう少し順を追って学べるようにトピックの工夫が欲しいと感じるのは自分だけか。戦略とマーケティングがごちゃごちゃになっている印象です。
組織・リーダーシップ
組織・リーダーシップのトピックも受験対策では必要な知識になります。早稲田は幅広いトピックから出題されるので、手抜きはできません。早稲田の筆記では大体3分の1が筆記で落とされます。知識がないと答えられいこともあるので、組織・リーダーシップのカテゴリーも初級編はしっかりと確認しましょう。変革のカテゴリーのコッターの変革プロセスも組織ネタなので、こちらも忘れずに。
ありがたいことに早稲田は過去問が公開されています。KBSもやればいいのに。
基本的には、戦略、マーケ、人材、組織で筆記試験で必要な知識の半分は習得できます。あとは時事トピックや生産、会計などの知識が必要になる場合があるので、各校の傾向を踏まえて、対策を立てる必要があります。
時事ネタは、NewsPicksなどで素晴らしいコメントをされている方の内容をPickしたりメモしたりなんかして、ストックしておくと役立つと思います。
どうやって勉強するのか
お勧めの学習方法は以下の3つ
- 隙間時間を活用して、アプリで勉強
- 速度は1.5倍速で聴きながら、分からないところはさらに聞く
- 聞いた内容を自分の職場や自分に置き換えて考えてみる
アプリで学習の進捗管理ができる
グロービス学び放題では、アプリが用意されているので、効率的に学習ができます。
これも素晴らしい。進捗管理が見える化できるのと、学習のモチベーション維持にも役立ちます。
1.5倍速で聞く
忙しいビジネスパーソンにとって勉強時間の捻出は死活問題。自分も朝から終電近くまで仕事をしながら、勉強していたので、本当に辛かった。4年前はこんなサービスは無かったですし。時間を有効活用するためにも、通勤は勉強に活用したい時間です。そこで少し早めのスピードで聞いてみることをお勧めします。とは言っても、流し聞きだとあまり知識は定着しないので、ご注意を。
実践知のパートを活用する
インプットが出来たら、自分の勤めている会社や職場、自分自身に置き換えて考えてみてください。実践知のパートを活用してみるのもおすすめです。実践知の動画を見て、感じたこと、自分ならどうやってみるかを考えてみるのも、筆記試験を解く訓練になります。筆記試験の対策を行っておかないと、いきなり書けと言われても書けません。
なので、アウトプットの練習をするためにも、自分に置き換えたり、実践知のパートを見て考えてみることをやってみてください。
最後に
MBAの受験対策を考える上で、筆記試験は手を抜く事はできません。なぜなら足切りとして使われるから。せっかく、研究計画書や面接が素晴らしくても、筆記で落とされることもあります。
けれども、筆記試験対策はあくまで足切りされない程度の知識があれば大丈夫です。では、その足切りされない知識というと、今回のグロービス学び放題で扱われているトピックがそうです。グロービスの学び放題だけで、事足りるかといえば、そうではありません。戦略、マーケ、人材、組織のカテゴリーを勉強しても50%ほどのカバー率です。
後は、時事や生産管理、会計などのトピックが30%、経済学やその他が20%くらいのイメージです。
難しい問題が出る年は他の人もできてないと思うので心配しないでください。だからこそ、基本は疎かにできないのです。
時間がなければ、少ない時間で効率的に知識をインプットしていきましょう。
筆記試験についての対策本の記事はこちら。