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VR/AR/AI研究 VR酔いについて

今日は、9月7日の日経産業新聞の記事から。

大日本印刷は仮想現実(VR)コンテンツの鑑賞などに使うヘッドマウントディスプレー(HMD)向けに、目の疲労の軽減につながる液晶パネル部品を開発したという記事が出ていた。微細なレンズを並べた特殊なフィルムで、目の疲れの原因になる色の重なりを抑えるという。
 

HMDはゴーグル型のディスプレーです。Oculus Riftなんかが有名ですよね。

 

wrap-vr.com

 

 最近、市場が伸びてきているVR、ARの市場ですが、HMDを使うと、頭などの動きに合わせて映し出す映像も動くことで、VRコンテンツが楽しめる一方で、数分間の使用で目の疲れを感じる人もいて「VR酔い」への対応が課題だと言われていました。

 


 大日本印刷は目の疲れについて、液晶パネルに配置された三原色の画素からの光をマイクロレンズで拡大した際に、別々の色が重なってしまうことが一因と分析。映像がぼやけるなどして、無意識のうちに目の疲れを招くというのが主な原因になるんだとか。

 実際の映像では明確な違いがわかりづらいが、VRゲームを長時間プレーする場合や、不慣れな利用者が体験する場合に違いが表れるという。

 

これが本当に解決できるのであれば、すごいです。

 

 VR、ARの市場は伸びてきていますしね。特にハードの分野はAppleGoogleを中心に、新しいサービスが今後も出てきます。新しいiphoneも楽しみですね。この市場の伸びが今後も続くのか、注目していきたいですし、自分のこの流れに乗れるように頑張ってます。

HMD向けのフィルムの市場規模は100億~200億円程度。大日本印刷はゲーム機メーカーにサンプル出荷を始めたほか、液晶パネルメーカーにも売り込む。2021年度までに50億円の売上高を目指す。得意とする液晶のカラーフィルターに加え、事業領域を広げる。
 据え置き型ゲーム機などに接続するHMDに加え、バンダイナムコエンターテインメントが東京・新宿に大型のVR体験施設を開業するなど、VRの市場は広がっている。米調査会社のIDCは21年に日本のVR・拡張現実(AR)関連市場が16年比13倍の28億3400万ドル(約3100億円)に達すると予測。大日本印刷は成長分野を取り込む。

 

2017年9月7日 日経産業新聞